報道局の編集長になって世論を操作するゲーム。
毎日机の上に置かれている色々な記事を見て、載せる・載せないを決めるだけの簡単なお仕事を終わらせて、自宅に帰って家族と話すだけ。
1プレイ1時間もかからない非常にお手軽な内容ながらマルチエンディングでなかなか印象深い一作でした。
というのもこの世界では「人間の遺伝子組み換え」が主流になっていて、それに対して賛成派・反対派が対立しているというような状態。どちらに寄った記事を掲載するかで、自宅への帰路にいる人たちの会話が変わり、暴動が起こったりもする。
家に帰るとご飯を作ってくれる旦那は病気がち。お年頃の娘はパンクな感じで、会話の内容次第で反発されたりも…という具合に、ハンコ押して自宅に帰るだけの間に割といろんな要素が詰め込まれています。
分岐も多く、自分の手によって日々変わっていく世間の動きを見つめるのはなかなか感慨深い。サクッとプレイできていろいろ考えさせられる良ゲーです。
パワーアップしているらしい2作目も出ていてセットで買ったもののまだプレイできていないので、そちらもクリアできたら書きたいと思います。